最終更新日 2023年6月27日

創業155年という老舗の日本コーンスターチという会社は、でんぷんを追求し続けている会社です。
取り扱っている場面は幅広く、製品開発にも力を入れています。
そもそもコーンスターチとはどういった製品なのかというと、トウモロコシを使った澱粉です。
昔からある素材を現在はファインケミカル化して、バイオテクノロジーも導入することにより、これからの食品メーカーをけん引している会社といえます。
現在は石油化学に代わる確率を軸として企業は成長を続けているのです。

日本コーンスターチ株式会社のモットー

大手小売り業界が運営する世界食品安全会議でも、認証を取得に成功しています。
食品が安心で安全であることをモットーに、さらに設備なども充実させることで、安全基準をより厳しく追及する方向に進んでいるのです。
伝統を基本としつつ未来を築いていくスタンスで、安心・安全であることはもちろんのこと、高品質も保つ努力をしています。
トウモロコシは非遺伝子組み換えのものを利用し、安定して調達できるように直接生産委託契約を推し進めているのです。
これによりトウモロコシの安全確保が可能になり、遺伝子組み換えのトウモロコシが入らないように、工場でも徹底した管理を求められています。
これだけのことをしている食品会社は少ないために、業界を先導する立場の会社といえそうです。

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片栗粉の代用に使用することが可能

健康志向となった現在において、ニーズをうまく読み込むことで、先行投資が可能な会社でもあります。
コーンスターチを利用することで、片栗粉の代用に使用することが可能です。
白くて無臭の粉末であるために、焼き菓子や衣に使用するのが一般的といえます。
小麦粉と違いグルテンを形成しないために、小麦粉の一部を置き換えると軽い食感になるのが魅力です。
とろみを入れたいときにも利用しており、カスタードクリームにとろみ付で使用したりもします。
なめらかなクリームになるために、味わいが増すのが魅力です。
見た目は片栗粉にそっくりですが、使い分けが必要な製品でもあります。
小麦粉との大きな違いは、風味ととろみの性質が違うことではないでしょうか。
コーンスターチはトウモロコシで、片栗粉はジャガイモでできているために、そもそも風味が変わってきます。
片栗粉は温度が下がると粘度が下がってしまいますが、食べるときは冷たくするようなものにお勧めの食材です。
とろみの色も違い、片栗粉だと無色な色合いになりますが、コーンスターチは不透明になります。
そのために出来上がりのイメージも変わってくるために、自分にとってベストと思われる食材を利用するのがマストでしょう。

コーンスターチはカロリーが高め

コーンスターチはカロリーが高めであるために、食べすぎると太りやすくなってしまいます。
あくまで味のアクセントとして利用するのが良いかもしれません。
パン生地を織り込むシートには、コーンスターチが利用されていることがほとんどです。
しかし片栗粉でも代用が可能であったりと、好みで変えられるのも魅力ではないでしょうか。
ただし代用に向かないのはカスタードクリームで、特性的に片栗粉を使用するととろみがなくなってしまいあまりおいしくなくなってしまいます。
米粉で代用する場合もあるようですが、つなぎとしてはこちらでも対応可能です。

コーンスターチの特性をフルに活かしたお菓子はどういったものがあるのか?例えばクッキーも独特な風味が出てきます。
サクサクとした食感が非常に食べ応えがあるために、おいしく仕上がるのです。
また型を使わずに作られるのも魅力の1つといえるのではないでしょうか。

コーンスターチはビールにも使用されている

コーンスターチはビールにも使用されています。
日本のビールの色や味を調整するため位、コーンスターチを入れていたりするのです。
そう考えると、私たちは多くのものをとっていることに気づかされるものです。
ただし近年は遺伝子組み換えの食品が危ないのではと話題に上がり、このコーンスターチも噂がささやかれています。
除草剤をたくさん浴びているために発がん性が高いといったうわさも流れており、遺伝子組み換えのトウモロコシも大丈夫と言われつつうやむやにされてしまっているのです。
アレルギー食品の1つでもあり、花粉症を持っている人は発症しやすいといわれています。
花粉とトウモロコシは構造が似ているためです。
またコーンスターチの保存に使用されている二酸化硫黄は、漂白や酸化防止の機能があるために製品に含まれていることが多いといえます。
微量であれば体に影響はないといわれていますが、毎日食べるものなので不安を感じずにはいられません。
その点でいえば日本コーンスターチの製品は遺伝子組み換えのトウモロコシを利用していないということですので、安心して使用できる製品といえそうです。

まとめ

安全性を考慮しているということですので、人体に影響がない、かつおいしい使いどころが多い製品を提供することで、次の世代に受け継がれる食品開発に取り組んでいます。
不安ならば日本コーンスターチの作るでんぷんを使うとよいのではないでしょうか。

 

よくある質問

Q1: コーンスターチは何でできているのですか?

A: コーンスターチは、コーン(トウモロコシ)の粉末を原料に、高圧力と高温を加えて製造されています。
これにより、粉末から繊維状に変化し、柔らかく弾力性があるものができあがります。

Q2: コーンスターチは、何のために使用されますか?

A: コーンスターチは、製菓・製パン、化粧品、医薬品、紙・紙パルプ、化学工業など幅広い分野で使用されています。
特に、食品業界では、調理時に粘り気を増し、口当たりを良くする作用があります。

Q3: コーンスターチは、健康に悪影響を与えることはありますか?

A: コーンスターチは、摂摂取量に応じて、健康に悪影響を与えることはありません。
しかし、過剰な摂取は胃や腸の問題を引き起こす可能性があります。
また、過剰な摂取は血糖値の上昇を引き起こすため、糖尿病の人や血糖値を気にする人は注意する必要があります。

投稿者 nisarchive