最終更新日 2023年6月27日

●ハウスメーカーのそれぞれの特徴を知ろう

住宅を建築したいと考えているならば、ハウスメーカーにお願いをするのが基本的な流れになります。もちろん工務店や直接設計事務所に頼んでもよいですが無難なところといえばハウスメーカーになります。

基本的にどのような特徴があるかといえば、すでにパッケージ化された商品が販売されておりそれに手を加えるような形でオリジナルのものを作っていくのがポイントです。例えば、ある程度頭の中にイメージがありぴったりのパッケージがあればその会社を選んでみるのがよいかもしれません。

ハウスメーカーによってもそれぞれ個性がありますので業者別の違いをよく理解し見ておくことが必要になります。近年特徴的な傾向があるとすれば、耐震性を強化した住宅になります。

日本中で大きな地震が多発していますが、住宅を購入する意識としては少しでも安全な場所に住みたいといったことでしょう。わざわざ危険な住宅に住んで命の危険を感じることはないはずです。そこで、不安を解消させるために取り組んでいるのがハウスメーカーの中でも耐震性を強化した住宅になります。

耐震性は、少なくとも住宅建築に関する建築基準法の基準以上のものがきまりとされていますのでどの住宅を建築しても建築基準法以上の基準になることは間違いありません。

●最近の住宅内装の特徴とは

ただ、建築基準法で定められている内容は、最低基準のものになりますのでいざ大きな地震が立て続けに数回続いた場合耐えられるかどうかはまた別の問題になります。一応は、震度7程度の地震にも耐えられるとされており、実際熊本や東日本大震災などの震度7の家でもほとんどの家は崩れることなく耐えることができました。

ですが、何とか同じ揺れを体験すると住宅が傾いてしまったり建物の中の構造が破たんしてしまうことも考えられます。このような場合、より細かいところまで耐震性を高めた住宅に住むことで事前に問題を解決することが可能になるといえるでしょう。

では、住宅の内装はいったいどのような傾向が見受けられるでしょうか。最近注目されているのは十分な収納になりますが、例えば玄関に注目しても標準的なシューズBoxが存在するだけでなくゴルフバッグが入りそうな縦長のものが一つから二つ用意されていることが多くなります。

それに加え、従来のものよりも少し広めに設計している傾向が見受けられるでしょう。やはり、物が多くなってきている現代ですので、いらないものは捨てる傾向があるといっても、まだまだたくさん収納したいと思う気持ちも多いはずです。そのような欲求をかなえたのが収納の多い住宅になるわけです。

収納は、何も玄関にかぎらずクローゼットなども広めに設定されていることが多いです。布団が入るだけでなくさらに奥行きが広いため人間がひとり眠れるほどの収納があるのがポイントです。

●ハウスメーカーなら住人のライフスタイルにあった設計が可能

それ以外の面でもいろんな魅力がありますが、例えば少し余裕のある土地ならばウッドデッキなどを設置することが前提に設計されていることも少なくありません。

ウッドデッキで何をするかは人によって異なりますが、それがあるだけで外から見ても優雅な生活に思えてしまいます。もし、バーベキューなどをしたい人はウッドデッキの外でしてみてもよいかも知れません。

部屋は4LDKが多いですが、オフィスだけを少し高い位置にして魅力的な住宅にしているところも少なくないです。高さを30CMほど高めて、その空間だけが独立しています。ですが、扉などがなく開放的になっているのが特徴で、それだけで贅沢の感じを覚えてしまう可能性もあり豊かな生活を営むことができます。

木造住宅が主流になっていますが、木造住宅の中でも木材がむき出しの家もはやっています。どこかアメリカンテイストの住宅ですが、それでいながら日本の気候にマッチしており住む人の満足度を高めてくれるのがポイントです。住宅は、中に入ると壁紙などは一切なく気がむき出しになっておりそのまま木材の匂いを嗅ぐことができます。

高級なハウスメーカーの場合には、ヒノキを使った中宅を設計しているところもありますが、そこまで行かなくても杉の木などを使って設計しているハウスメーカーもあります。杉の木は、ヒノキに次いで人気のある木材で頑丈なだけでなく耐久性に優れているのがポイントです。

つまり、40年から50年経過したとしてもほとんど劣化をしない傾向があります。もちろん、においも素晴らしく落ち着いた空気を感じた状態で読書をしたり勉強することができますので、建売住宅では決して味わえないような雰囲気がそこにあるわけです。

長期的に利用する住宅としては、部屋を変形させることができるつくりも存在しています。例えば、子供部屋を作った場合でも大人になると家を出て行ってしまいますので、子供部屋の仕切りを作って自由に開け閉めできるようにしているものも存在します。これにより、長年住み続けても部屋を有効活用することができ満足度が高い住宅になるといえるわけです。

投稿者 nisarchive