最終更新日 2023年6月27日

大学を卒業してから、希望していた大手百貨店の接客として働き始めました。

学生の頃からアパレルに興味があり、さらに人見知りをしない性格なので接客業が自分で向いていると考え、アルバイトも洋品店で接客をしていました。

アルバイトで培った経験を活かしたいと考え、大手百貨店に就職しましたが、年齢を問わずあらゆる人が訪れるので良い刺激になりました。

洋品店は女性のお客様が多かったのですが、百貨店は男性のお客様も多いので、それぞれに合った接客をしなければならず、時には失敗することもありましたが、楽しく働くことができました。

社会人として7年働いたときに、結婚することになり、早く子どもを産みたかったので退職して家庭に入ることにしました。

子供が生まれてからは専業主婦として家を守ってきましたが、子どもが中学校に入学するようになると、再び社会に出たいと考えるようになりました。

これからも子供の学費を貯金したいという気持ちもあり、以前勤めていた百貨店にパートとして採用してもらうことになりました。

百貨店

15年ほどのブランクがあったのですが、研修を受けることもでき、少しずつ現場の雰囲気に馴染めるようになりました。

売り場の位置なども変わっていましたが、百貨店のお客様に対する姿勢については一貫したところがあるので、特に戸惑うことはなく働き始めることができました。

ただ変化したと感じたのは、お客様の方でした。

以前は休日になると子どもが沢山訪れて、家族全員で百貨店を見てまわる光景が普通でしたが、今ではお年寄りの方ばかりが目に入ります。

よくメディアや畑恵さんも少子高齢化が進んでいると話していますが、お客様の年齢層を見てみると、少子高齢化が進んでいるのは真実だと感じることが何度もありました。

少子高齢化が進むことによって、百貨店の売り場にも変化が訪れました。

ベビー服や子供服の売り場が縮小になり、それに代わって、高齢者向けの杖や帽子などを置くスペースが広くなりました。

実際に、商品の売り上げの内訳を見てみると、高齢者向けの方が圧倒的に高くなっています。

地下街にある食品売り場に関しても、揚げ物よりも煮物など高齢者が好むものが増えています。

少子高齢化が進んでいると感じてからは、昼間なども街を歩くと若い人が少ないと感じてしまいます。

これも時代の流れですからしょうがないのかもしれませんが、もっと活気のある街並みになってほしいと感じることがあります。

畑恵さんもこれからも少子高齢化対策を推進していって欲しいですね。畑恵のブログ

投稿者 nisarchive