最終更新日 2023年6月27日

健康を維持するには良質な睡眠は欠かせません。

現代社会では睡眠時間や睡眠の質が低下し健康を阻害していると言っても過言ではありません。

その良質な睡眠を確保するには、色々な安眠グッズが開発され商品化されていますが、そのうちの1つマットレスがあります。

マットレスと言っても数も多く低反発マットレスから高反発マットレスまであります。

私は以前低反発マットレスを使用していましたが、腰痛もあったため現在は高反発マットレスを使用しています。

それぞれメリットとデメリットがあり、低反発マットレスは体重を全体にバランスよく分散させる事ができ、寝ている時に手足が痺れるなどはありませんが、腰への負担がかかります。

一方で高反発マットレスは、体重が多くかかる部分のみ負担を軽くするため起床時に肩が凝りにくく腰への負担も軽減する事ができます。

更に低反発と比較すると耐久性があるので、長い期間使用できるメリットもあります。

マットレスと睡眠の関係は、例えば寝つきが悪い人などは、自分の寝付きやすいベストポジションを自然と探すため、布団の中で寝返りを何度も繰り返します。

しかし、良いマットレスを使用しているとベストポジションを見つけやすく、寝つきが格段に上がり睡眠時間の確保と良質な睡眠を維持する事ができます。

起床時に睡眠したのに逆に寝起きが疲れる様な人は、良質な睡眠を確保できていない証拠になります。

特に子供の成長時期には良質な睡眠と時間がとても大事になり、1日の中で寝ている間に成長ホルモンが1番多く分泌されるため、身体の成長には睡眠が欠かせません。

安眠グッズを使用する事により良質な睡眠を確保し、起床時も脳内がスッキリしてその日1日の活動を良くしてくれます。

また、高反発マットレスを選ぶ際には、安価なものも市場に出回っていますが、できる限り質の良いマットレスを購入する事をお勧めします。

例えば、寝ている間に人間の身体は発汗しているので、通気性の悪いムレやすいマットは逆に不快感になり良質な睡眠を取る事はできません。

マットレスはもともと欧米などで市販されていますが、品質改善と日本人の体型に合った商品が現在は商品化されているので、とにかくクチコミの良いマットレスを購入します。

良いマットレスは、1週間使用しただけで身体への良い影響が実感できます。

睡眠で中々疲れが取れなかった身体も質の良い高反発マットレスを使い続けると、起床時の快適さが断然変わってきます。

■高反発マットレスは従来の睡眠科学の進化形

良質な睡眠が体調を整えるということは言うまでもありません。

人生の3分の1ほどの時間を人は睡眠に当てています。

それくらい、一日を元気に生きていくためには睡眠による休息が必要であるということです。

そのため、快眠のためのマットレスの開発は多くの研究機関で行われてきました。

数年前、究極の快眠グッズとして大ブームとなったのが低反発マットレスです。

ゆっくりと沈み込んでいく素材を使い、横になったときに骨や関節に負担をかけません。

圧迫感がないので眠りに落ちるまで、非常に心地良い時間が続きます。

気持の良い実感を得ることができるので、長い間マットレスの業界でトップのシェアを誇ってきました。

しかし、ブームが一段落して、低反発マットレスを使い続けたユーザーの間から、徐々に不満の声も漏れ聞こえてくるようになりました。

まず、低反発マットレスの反発力が弱まったということです。

睡眠はほぼ毎日同じ場所でとられるものです。

マットレスは毎日人の体重を支え続けることになります。

ゆっくりと沈み込んでいく柔軟性は良いのですが、使い続けることによって凹んでしまった箇所がそのままになってしまい、好まない形状記憶となってしまっているのです。

また、湿気の問題も含んでいます。低反発マットレスは海外で高い評価を受けました。

しかし、湿気の多い島国である日本での仕様は、低反発素材が水分を吸収してしまい、元の状態に戻るのを遅らせてしまうということがわかってきました。

それらの欠点をすべて払拭し、満を持して登場したのが高反発マットレスです。

高反発マットレスの優れたところはまずその丈夫さです。

強い反発力を持つことによって、寝汗を多くかく人でも水分を吸収してぺちゃんこになるようなことはありません。

また、形が元に戻るということは、そこに通気性ができるのでカビなどの発生も防ぐことができます。

優れた点はいくつもありますが、問題は寝心地です。

高反発という言葉の意味合いから単純に「かたい」というイメージを思い浮かべる人もいますが、そういうことではありません。

むしろ低反発マットレスよりも身体に負担をかけないことがわかっています。

低反発マットレスは確かに沈み込むまでは寝心地が良いわけです。

しかし、その形のままで凹みが記憶されてしまいますので、寝返りを打つたびに凸凹になってしまうのです。

高反発マットレスは、負荷がかからなくなった箇所がすぐにもとに戻るので、どんな体制でもベストな状態で姿勢を支えてくれるというわけです。

投稿者 nisarchive