最終更新日 2023年6月27日

1)日本との関わりも多い国タイ

東南アジアは、世界的に見ても経済成長が著しい国です。

そのため海外からの投資も集中しており、同国内には世界中から企業のオフィスや工場が建てられています。

日本からも進出する企業は後を絶たず、東南アジアに進出する足がかりにするケースも珍しくありません。

このように日本企業もタイ国内には支社や支店、工場を相次いで建てながら進出していて、同国内に在住する日本人も多くいます。

タイに日本企業が進出するときに、外せないのが首都であるバンコクです。

1782年にラーマ1世がチャオプラヤー川周辺への進出を企てていたビルマのコンバウン王朝から守るため、西岸にあったトンブリーから対岸に遷都したのが街の始まりです。

都市域は年数を経るごとに拡大を続け、海外からの投資が活発になり始めた1980年代からは急拡大を続けました。

2018年現在では都市圏の総人口は1600万人を超えて、東南アジアのみならず世界でも屈指の大都市となっています。

バンコクにはきらびやかで豪華な装飾を施した寺院が至る所に建ち並び、経済成長を支える街の人々も活気に満ちあふれています。

またチャオプラヤー川を中心に発展してきた街なので、都市内には無数の運河があり船も重要な交通手段の一つです。

観光地としては王様の住む王宮や歴史的な寺院など、見どころが満載です。

タイへの観光と言えばリゾート地でのバカンスが有名ですが、首都にも見どころ満載のスポットがいくつもあるので、立ち寄って市内を観光するのもおすすめです。

 

2)観光をするなら乾季がおすすめ

バンコクは熱帯に位置しているため、年間の平均最高気温は33℃前後、最低気温も20℃から25℃程度です。

5月から10月にかけては雨季、11月から翌年2月までは乾季、そして2月から5月は暑期となっています。

雨季には毎日のように雨が降り、湿度も高く蒸し蒸しとした気候です。

雨季の前に訪れる暑期は雨は降らないものの一年で最も暑い時期なので、高温になりこの季節も過ごしやすいとは言えません。

過去には4月に最高気温40℃を記録したこともあるので、健康には注意しなければいけません。

一年で最も過ごしやすいのは、11月から2月までの乾季です。

乾季は雨が降らずカラッとした天気が続き、それでいて最高気温は比較的低めな32℃ほどです。

日本の同じ時期のように気温が大きく下がることもなく、下がっても20℃ほどまでになります。

一年の中でも非常に過ごしやすい季節ですから、観光に訪れるなら乾季がおすすめです。

日本からきらびやかな寺院を観に行くなら、年末年始の休暇や冬休みを利用するのが良いかもしれません。

タイと日本との関係は非常に古く、江戸時代初期から当時のシャムには日本人街がありました。

アユタヤには14世紀中頃から18世紀頃まで同じように日本人街があり、日本とは古くから繋がりがあった国の一つです。

そのため現地の人々は非常に親日的で、王室と日本の皇室との交流も盛んです。

現在でも親日国として知られていますから、日本人が安心して滞在できる国の一つと言えるでしょう。

ディアライフなどの日系企業も支社や工場を設けてタイに進出してることから、首都であるバンコクには駐在員とその家族も多く住んでいます。

また物価も安いことから定年後に夫婦で移住する高齢者も多く、日本人の長期滞在者は増えつつあります。

参考・・・ディアライフバンコク社長

 

3)日本人が住みやすいバンコク

もし海外赴任や老後の移住先としてバンコクを選ぶなら、気になるのは住みやすさでしょう。

日本人の住みやすさというポイントで見ると、世界でも好条件が揃っていると言えます。

現地の不動産には日本人を始めとする外国人向けのコンドミニアムも多く、一般的なイメージとはかけ離れた充実した設備を備えた物件は多いです。

外国人向けのコンドミニアムは日本の高級マンション並にサービスや設備は整っており、外観や内装も美しいので満足できるでしょう。

外国に住むとなったら、医療・子どもの教育・治安は最も気になるポイントです。

都市圏内には外国人が増えていることから、タイ語以外で医療を受けられる病院は増加しています。

日本語で高度な治療を受けられる医療機関も存在しているので、この点でも大きな不安材料にはなりません。

子どもの教育に関しては、日本人学校があるのでこちらも問題ないでしょう。

現地の文化を学びつつしっかりと日本語で教育を受けられるので、帰国後に子どもが勉強についていけなくて困るというシーンは、ほとんどないでしょう。

治安については、危険とされるエリアに近づかなければそれほど問題ありません。

危険なエリアには近づかない、夜間の外出はなるべく避けるなど海外で暮らすうえで注意すべき点を守っていれば、特に心配する必要はないとされています。

もし老後は海外で暮らしたい、会社から海外赴任を求められたと行ったときも、安心して行けるのがタイの首都であるバンコクです。

経済成長の勢いを感じる活気溢れる都市ですから、滞在すればその勢いに圧倒されるでしょう。

投稿者 nisarchive