最終更新日 2023年6月27日

東進衛星予備校とは、株式会社ナガセによって経営されている予備校です。
1985年に開校された東進ハイスクールにおける、数ある部門の1つとなっています。
この予備校部門が開校されたきっかけは、1991年に行われた衛星授業です。
そこから映像配信システムを発展させて、他の学習塾でも利用できるように拡張しました。

 

現在は全国に約1000校も配備

このシステムを利用して完成したのが東進衛星予備校であり、現在は全国に約1000校も配備されています。
講師による講義を通信衛星やインターネット回線を介して、全国の加盟校へと送信する仕組みとフランチャイズ方式を用いた大学受験予備校です。
なお当初は東進ハイスクールにおいて衛生授業を行う部門としての位置づけでしたが、現在はハイスクールの方でも生授業は行っていません。

参考・・・東進衛星予備校MSGって知ってる?

特別公開授業など特定の機会を除いては、予備校と同様に配信中心となっています。
そのため直営校が東進ハイスクール、フランチャイズ校が予備校という相違点があるだけで学習システムの差もないです。
ただハイスクールと違う点として、校舎により指導方針が異なるという点が挙げられます。

ちなみに東進育英舎が運営する予備校のうち水戸校と日立校、ひたちなか校に関してはナガセの直営校という位置づけです。
教鞭を執るのは、何万人もの受験生を合格へと導いてきたエキスパートばかりです。
つまずきやすいポイントや、それに対する克服法を熟知しているため、安心して授業を受けることができます。

 

定期的に行われる合格指導面談

講師陣によるサポートは学習だけではなく、志望校合格までの道のりにも及びます。
入試までにどんな学習計画を立てれば良いか、成績に伸び悩んでいるがどうしたらいいかといった悩みに応え、担任がしっかり支えてくれるからです。
定期的に行われる合格指導面談により、日頃の学習状況のチェックとそこから導き出す最適な学習方法で丁寧にサポートしてくれます。

生徒に対して一人一人丁寧に、モチベーションを高めて維持させ合格までリードするスペシャリストです。
予備校で大切にしているものの1つに、学習計画があります。

志望校の合格の日程から逆算して作成された、合格設計図に基づいて月ごとはもちろん、週や日ごとの目標を立てます。
中間目標を確認しながら、学習の進め方や学校・部活との両立方法を一緒に考えるという、高校生活自体の支援もあるという訳です。

 

担任助手という存在も東進衛生予備校には欠かせない

受験に関する悩みや不安に対しても、的確なアドバイスをもらえるのは非常に強い味方と言えるでしょう。
また担任助手という存在も、東進衛生予備校には欠かせません。
5〜6人の生徒によるグループミーティングを、担任助手の指導の下に行われます。

一週間の学習計画をグループ全員で共有し、共に励まし合うことでよりモチベーションを高められるという訳です。
将来の夢について語り合ったり、入学後のプランを立てたりなど目標を話し合うことによりさらにモチベーションは強化されます。

予備校の肝の1つである合格設計図は、学力診断テストの結果と面談の内容をもとに志望校合格までの道筋を描いた地図です。
プログラムを作成するにあたって、予備校の卒業生の過去のデータを抽出して学習履歴を基に作り上げます。
現在の学力と生活時間を踏まえた上で、合格者と同じ道筋を辿るための効果的かつ実現可能なプランを立案するための設計図です。

 

通常1年間かけて受ける講座を短期間でマスター可能

高速学習もその目玉のシステムで、通常1年間かけて受ける講座を短期間でマスターする方法です。
1年分の内容を、2週間から3ヶ月の間で集中的に学習する東進独自のシステムです。

入試本番までの限られた時間を、最大限有効活用して合格へと近付きましょう。
それに加えてきめ細やかな学習スタイルを促す、スモールステップ学習も大きな効果を発揮します。

自分の分かることから始めて、確実に学習を進めて合格へと到達できるカリキュラムです。
中学生の復習から東大合格レベルまで、講座を細かく設定することにより小さな階段を1つずつのぼっていくことができます。

いきなり高い階段に挑戦せず、着実にレベルアップが図れる仕組みです。
学習を習慣化することにも重きを置いており、1年分の授業を少しずつ毎日積み重ねて行く方針です。
受験勉強を習慣化することにより、合格への道がまた一歩近付きます。

授業の終了後に毎回行われる、確認テストも重要です。
さらには講座が終了するごとに、総合的な理解の確認のために講座修了判定テストも実施されます。
これにより、分からないまま次の講座に進むことなく確実に学習内容を習得できるという訳です。

 

まとめ

自宅で学習できるシステムも用意されており、これによって学習の習慣化はより強化されることでしょう。
学費は、学年や講座の組み合わせによって授業料が変わります。
通常の予備校であれば一定の金額ですが、受講数によって学費が変動するため効率良く選んでお得に学習できる仕組みです。
模試やミーティング、合格設計図など手厚いサポートによって志望校合格への道のりを歩みやすくする予備校、それが東進衛星予備校の真価です。
 

投稿者 nisarchive